墓場からの生還。ストーブ編。

この前、例のロケットストーブ用のペール缶を物色するべく某所金属回収場へ。

そこで!!!!
金属クズの中で発掘してしまいました。

憧れの「アラジンブルーフレーム」のビンテージの奴。
速攻でサルベージです。


型式を調べて見ると37PKD-Sでなんと製造は昭和48年。
なんと俺とほぼ同じ歳の41年前の一品。

タンク内のカピカピ具合から察するに、使われなくなって20年、雨ざらしになって5年あたりだと推測されます。


タンク内はワイヤーブラシ+灯油ガチャガチャやって、カチカチに固着した芯は、全く動かないので仕方なく破壊。

芯はもちろん新品交換だが、40年も前のストーブのパーツが今も供給されていることに驚く。
10年でパーツの供給打ち切りを発表している現在の自動車業界とは大きな違いだ。


芯の破壊時に、一緒についてくるもんだと思って、ギア筒も破壊してしまった。
メーカーからパーツ出るそうだが、待てないので、板金修理&クリアランス調整。
ここで空気噛んでしまったら、きれいな青い炎になりません。


上部からオイル差しで灯油を廻して、さて着火!
製造1973年、雨ざらし5年、大型ごみ捨て場(墓場)からの生還は無事成功。


基本的に薪生活している我が家なので、どれ位登場回数があるか解りませんが、とりあえずコレクション入り確定です。

テラコヤにでも置いて、実は本当に動くアンティークな置物と言うポジションで。

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