2018北海道キャンピングカーツアー!

2018年の夏休み最後の週。
ウチのおばあちゃん(団長の母)の夢であった「孫たちと一緒に北海道を巡りたい」を叶えるべく、北海道へ行って来ました。

そんな母はもう76歳。
一人でスイス行ったり、アラスカ行ったりする様な人ではありますが、さすがにいつまで旅行が出来るのかわからないと言う事で、全力サポート。


さて、出発前夜。
台風が二個同時に九州に向かっていると言う異常な状態。
空港の発表でも「欠航が決まった便があります」と。


うーんこれはフライト五分五分以下だなーと思いつつ、一応空港へ。
その時点で台風予想を見ると....


なんと台風は福岡県を避けるようにカーブ!!!
どうやらフライトの見込み!!
天国のブラザー達がまたもやグッドジョブ!
ありがとう!

無事に北海道へGOです!

到着後、レンタカーのキャンピングカーをゲットし、一路北へ!


まずは目指すのは、全国の「岬マニア」羨望の地「日本最北端の地、宗谷岬」です。

新千歳から稚内まで、到着していきなり6時間350キロ一気走りです。
仕方がありません走り屋なので、これ位は普通です。
それにしても北海道の道路の真っ直ぐ具合と信号の無さ、半端ない。

到着初日は行けるとこまで行き、留萌のずーっと先のどこだかわからない所で一泊。
翌朝も二時間走ればようやく日本最北端の地へ。



海の向こうはサハリン。
土産物屋に行けば早くも「おぷーちん」。


定食屋に行けばもちろんコレです。


道北エリアから知床に向かう間、サロベツ原野を通過したけど、これがまた凄い。
いつかカナディアンカヌーとフライロッドもって是非来たい。
そりゃ幻の魚「イトウ」が居ても何の驚きもないレベルの「原野」度数でした。

そしてまた400キロを走り抜け世界遺産知床へ。


北方領土国後島、めちゃくちゃ目の前。
日本海の竹島問題は、本当に両国の真ん中にありますが、国後島はマジで目の前にある島だった。
島マニアとしては是非行ってみたい。


そしてココは世界遺産知床。
季節的にもネイチャー体験の観光ビジネス花盛り。
まあそれだけ自然資源と言うかキャラクター揃い。


普通に道路を絵に描いたようにサケを咥えたキタキツネとか歩いているし。


それにヒグマ、シャチ、沖には北方領土、見応え十分!

その知床から摩周湖に向かう途中!
ふらりと入った定食屋。
カウンター横の本棚にシマノとダイワのカタログ、新聞は釣り新聞。
その時点でこの店の海鮮のレベルを確信!迷わず海鮮丼を!


今回の海鮮丼ナンバーワンでした。
羅臼から中標津に向かう途中の「海の食事処みね家」さんです。

さてここからは三大湖エリア。
これもまた凄いです。
大自然大爆発。


まずぶっ飛ぶのが、この時期はカラフトマス、サケが遡上するちょうどシーズン。
マジでどこの川もサケ、マスがウジャウジャ。
川の支線の細いとこでも入り込んでいるから釣らなくても手ですくえる。
そりゃクマだって手で採ってる訳だわ。


湖畔温泉at屈斜路湖。





楽しすぎました摩周湖、屈斜路湖周辺。
思わず二泊三日滞在。
からの。


アイヌコタン。
からの。



知る人ぞ知る激ヤバ美術館。
数人から「団長は絶対行っとけ!」と言われた意味が解った!

そして、ちょうどこの週末、北見と言う所でフェス情報ゲット!


「ワッカ祭り」と言うお祭りなんだが、完全に市民祭りとパーティーピープルとカスタムカーフリーク、アクティビティ団体から心理学チームまでが同じ祭りに組み込まれていた!
これには驚き!
所謂地方の市民祭りってなんでこういう風にはできないんだろう?と思う。


団長母76歳inレイブパーティー!


ヒグマとJOE!
初めて見たけど本物の中の本物すね。


そしてレペゼン北海道OKI!
南の国から北の国にやって来て聞く「北と南」に感動。

しかも!


JOE&OKIと言うレアなショーケースも!
北海道ならでは!

さて!いよいよ旅も終盤。
本来の母の希望の富良野と美瑛でお花畑巡りです。


美瑛のガーデン。まあ想像通りっちゃぁ想像通り。


富良野で成吉思汗。これは旨かった!

それと、有名な富良野エリア、物凄いど田舎なのかと思いきや全然札幌から遠くないし、高速もある。
コンビニもスーパーもいっぱいある。
まあ九州で言う所の湯布院とかと同じ感覚か。

そしてレンタカーを戻し、最後の一泊は札幌へ。


時計台、思ったより薄っぺらい(工事中)。

札幌、軽くしか見れてないですが、駅の真裏があの「青年よ大志を抱け」で有名な北海道大学なんやね。
しかもこれまた有名な時計台も北海道大学の施設だったんだとか。

インフォメーションを読んでみると、駅の裏が大学なんでは無く、大学ありきで札幌駅や街そのものが後から出来たと言う事なんやね。
それ以前は「蝦夷地」だった訳だし。
つまり北海道大学の前身札幌農大学そのものが「新政府」の北海道開拓のベースキャンプ。

先日鹿児島に行った時も明治維新150年だとかで大河ドラマまでやって盛り上がりまくってたが、この北海道も同じく命名150周年と言う事らしい。
しかも北海道開拓の開拓庁長官の中には、薩摩藩士で薩長同盟の立役者の一人、後に総理大臣まで務める黒田清隆が居た言うではないか。

ブッ飛ぶねしかし。

言うまでもなく明治維新への資金投入(後の金融システム基盤含む)はアメリカの某一族によるプログラムだった説と言うのもあるんだけど、その後、北海道開拓の陣頭指揮に当たっていたのが明治維新そのものの立役者で後の総理大臣。
しかーも、その札幌農大学(後に北海道大学)の初代校長はなんだだかアメリカ人クラーク教授(例の組合幹部説あり)。
街のシンボルは思い切り西洋建築のこの時計台。

つまり明治維新で討伐やって新政府樹立して、対ロシア政策やったあとに総理大臣になってる。

すげーなホント、あの組合。
やっぱ来てみないとわからない事ってあるね。

そして、日本全土にあるであろう信仰対象系の観光地は皆無。
これはアイヌを初めとする本来の原住民族が守り、明け渡さなかったからだとも言えるだろうが。

今回の旅は、振り返ってみると、大自然~アイヌ文化~パーティートライブ~観光地~北海道建国の歴史~大都会へと短い期間ではありましたが初の北海道旅にしてはまあ相変わらず上手い事回ったなと。
オール下道1400キロ!
しかし、道は真っ直ぐだし信号は無いから楽勝ですねー。

ま、これを見た方の北海道旅行の参考に少しでもなれば幸いです。

次回はカヌー持ってイトウとかカラフトマス狙いで道北の原野の中とかに行ってみたいなあ。



追記


北海道から8/30に帰って来てちょうど一週間。
朝起きて例の母からの電話。

「北海道がっ!北海道がっ!」と。


震度6強かよ。

地震直前の北海道を満喫して帰ってきているのも何かのご縁。
何か力になれることはあるのかと考えています。

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