ジムニーJA11エンジン載せ換え顛末記。

古民家再生ならぬ古民車再生プロジェクト続編。

白煙バリバリで、棺桶に片足どころか両足突っ込んだ状態でしたが心臓移植の大手術中を敢行。
結局パーツ追加発注が出たり、途中にロングの民泊入ったりで、数日放置でしたが、いよいよ完成へ。









今回のエンジン載せ換えは、エンジンスワップ(別の車のエンジン)では無く、全く同じ型のリビルトエンジンなので、ボルトやらホースやらどんどん外して、また同じように組み立てるだけ。
ブロック内(エンジンの中身)までは、開けてないんで、原チャリの整備程度の知識と、後はヤル気さえあれば誰でもできます。

エンジン降ろして、カラッポのエンジンルームを眺めてた時に、どうせならモーターでも積むか?
とマジで考えて、過去に調べたパーツリストと価格を見て考えたけど、現時点ではモーターやらコントローラーやらのパーツ買うお金も無く。
エンジン降ろす分には3時間で下りることが解ったので、60万位の共同開発スポンサーが見つかった時に再開します。

肝心のエンジンの方は、せっかく降りてるんだからとフルオーバーホール済みです。
タイミングベルト、ウォーターポンプ、プーリー、クラッチディスク、レリーズベアリングなどなども交換。
パーツ待ちの間に、近所のコメリで売ってるジムニー専用ルーフ素材で屋根の内張りも張替えも。

各パーツは3000円程度です。
この3000円のベルトやベアリングがダメになると言う為だけに、車自体が廃車になってる訳です。
逆に言うと、業界はココをわざと弱く作っておけば・・・・・・・
これが修理に出せばウン万円やウン十万の修理になるから、「廃車」の運命を辿る訳です。

「3R」。
「Reduce;廃棄物を出さない」、「Reuse;再利用」、「Recycle;循環」の頭文字を取って「3R」。
最近すっかり聞かなくなったでしょ。
みのもんたと同じく産業界から追放された存在。その理由は正しかったから。

「捨てない・買わない・使い続ける」なんて姿勢、自動車や家電メーカーからすれば「悪」そのもの。

そんな自動車業界の罠に真っ向からアゲインストするにはジムニーは良い素材です。
エンジンは3時間で降ろせる、パーツは豊富で値段は原チャリ並み、乗ってても超愉しい。
その上、完全なるリサイクル。

そもそも、この田舎暮らし自体が、持続可能、再生可能な生活環境作りの実験空間なので、まさに「自分で作れる、そしていつまでも持続できる」乗り物として、通称「1/1プラモデル」と呼ばれるジムニーはぴったりなのかもしれんね。

普通、デモカーと言えば、ショップのカッコ良く仕上げられた車やバイクやけど、ウチの場合は持続可能な生活環境作りのデモカーとして、このジムニー君には暫くは足になってもらいましょう。

次にエンジン降ろす時は、モーター???

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