安心院は山の中だけど、どーやら海人族の拠点だった!
さて新年。
2018年度も開幕しました。
そう言えば海には出たけど、本物の神社へな行ってないなあと思い、どうせならカヤッカーらしく初詣もウチから5分の所にある「海神社」へ。
まるでビバリーヒルズのHOLLYWOODのロゴの如く、安心院に来れば誰でも解る、夜に鳥居形に光っているあの神社です。
私が住む大分県宇佐市安心院町は、海とは程遠い宇佐平野の一番奥。
どっちかと言えば山の中に位置します。
なのに「海神社」。
御祀りされているのは「八大龍王」と「豊玉姫命」との事。
この海神社がある山も「龍王山」で、山頂は「龍王城跡」ですね。
言わずもがな八大龍王とは水神であり、原典は法華経『妙法蓮華経 序品第一』だと言われて居ます。
水に住む神であり、昔は荒れ狂う豪雨、河川、海そのものだと考えられて居ました。
つまり、荒れないように祈り、また足りなくならないように祈る対象だったのでしょう。
逆に言うと御神楽に出てくる「龍退治」とは治水工事であり、荒れる海を読む知恵だったとも考えられます。
そしてもう一つの御祀神、「豊玉姫命」。
この女神はなんと海の主宰神「綿津見大神」(わたつみ大神)の娘で、その兄妹「宇都志日金析命」は日本書紀に出てくる九州北部の海人族であり妹の「玉依姫尊」は宇佐神宮の二之御殿に祀られる祭神「比売大神」と同一視されている。
つまり八幡信仰以前の当地の原始信仰だった神ですね。
宇佐神宮の現在の三柱は、昔は違ったもので、今は一つに纏められて二之御殿に祀られていると言う事っぽい。
さらに、この龍王山の安心院町を挟んで向かいの山頂にあるのは「三女神社」で海の交通の神「宗像三女神」が祀ってある。
さらにさらに、同じく安心院町を囲むように「磯崎神社」、「船岡神社」などもあり、山の中の町なのに、海に関する神社に囲まれている町だという事になる。
フツーに日本書紀にも魏志倭人伝にも九州北部の豊前の海人族=倭人の記述もあり、その名前は「安曇族(あずみ族)」だったと記されて居ます。
そして、この安心院町。昔は「あずみ」と呼ばれて居たとか居なかったとか...
さらに安曇族と秦氏の関係、八幡信仰→八幡製鐵所?などなどと、昔の海洋民族の残してくれたギミックに想いを馳せつつ、海洋民族の住んでいたであろう土地に転がり込んだ現代の海人族、今年も海へ山へ、行きまくりますよ!
2018年度も開幕しました。
そう言えば海には出たけど、本物の神社へな行ってないなあと思い、どうせならカヤッカーらしく初詣もウチから5分の所にある「海神社」へ。
まるでビバリーヒルズのHOLLYWOODのロゴの如く、安心院に来れば誰でも解る、夜に鳥居形に光っているあの神社です。
私が住む大分県宇佐市安心院町は、海とは程遠い宇佐平野の一番奥。
どっちかと言えば山の中に位置します。
なのに「海神社」。
御祀りされているのは「八大龍王」と「豊玉姫命」との事。
この海神社がある山も「龍王山」で、山頂は「龍王城跡」ですね。
言わずもがな八大龍王とは水神であり、原典は法華経『妙法蓮華経 序品第一』だと言われて居ます。
水に住む神であり、昔は荒れ狂う豪雨、河川、海そのものだと考えられて居ました。
つまり、荒れないように祈り、また足りなくならないように祈る対象だったのでしょう。
逆に言うと御神楽に出てくる「龍退治」とは治水工事であり、荒れる海を読む知恵だったとも考えられます。
そしてもう一つの御祀神、「豊玉姫命」。
この女神はなんと海の主宰神「綿津見大神」(わたつみ大神)の娘で、その兄妹「宇都志日金析命」は日本書紀に出てくる九州北部の海人族であり妹の「玉依姫尊」は宇佐神宮の二之御殿に祀られる祭神「比売大神」と同一視されている。
つまり八幡信仰以前の当地の原始信仰だった神ですね。
宇佐神宮の現在の三柱は、昔は違ったもので、今は一つに纏められて二之御殿に祀られていると言う事っぽい。
さらに、この龍王山の安心院町を挟んで向かいの山頂にあるのは「三女神社」で海の交通の神「宗像三女神」が祀ってある。
さらにさらに、同じく安心院町を囲むように「磯崎神社」、「船岡神社」などもあり、山の中の町なのに、海に関する神社に囲まれている町だという事になる。
フツーに日本書紀にも魏志倭人伝にも九州北部の豊前の海人族=倭人の記述もあり、その名前は「安曇族(あずみ族)」だったと記されて居ます。
そして、この安心院町。昔は「あずみ」と呼ばれて居たとか居なかったとか...
さらに安曇族と秦氏の関係、八幡信仰→八幡製鐵所?などなどと、昔の海洋民族の残してくれたギミックに想いを馳せつつ、海洋民族の住んでいたであろう土地に転がり込んだ現代の海人族、今年も海へ山へ、行きまくりますよ!
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