神秘体験?神輿トランス?

神輿担いで来ました。
伊勢の神宮につぐ第二の宗廟宇佐神宮の祭典に参加する機会を得まして。

 
 
 
 
 

伝統の神輿を担がせて頂き大変光栄です。

感想としては神輿トランスさせて頂きました。
過去に、代官山や骨董通りの地下ダンスフロアや、山梨の巨大レイブで体感したアレに少し似た、「わっしょい(和・背負い)」しながらじわじわ込み上げて来る担ぎ手達との「一体感」みたいなモノを久々に垣間見ました。

それは良いんだけれども、最後に抜け切れない部分があって、肩にずっしりと乗っかるこの神輿の中身について。
担ぎ手なので、境内内での儀式にも参加できていますが、そんなに?っつー位な秘儀っぷりで「運び屋は積荷については問答無用」な状態。
そもそも神輿の由来や八幡神自体についても担ぎ手としても宇佐市民としても見識を深めたく参加しておりますが・・・・
クローズドな部分が多いなあ宇佐神宮。

もちろん完全にオープンには出来る筈も無いんないんやろうけど。

神社仏閣マニアの端くれとしまして、伊勢神宮や出雲大社、高千穂神社や幣立宮などなどの神社に行って見た感覚からすると、とにかく宇佐神宮は秘密が多くてしかも難解。
さらにはこの神社のみの話を超え、神仏習合の国東半島全体の歴史や仏教文化圏の話まで理解しないと宇佐神宮の全体像は解釈できないし、八幡神そのものが渡来している可能性から、どんどんルーツをディグすれば日本の外、地球全体の歴史と民俗学の話しだし、文化の行き来は普通に有ったと来るとやはりこの神輿と契約の箱との関連性もゼロでは無いと思う。
神輿発祥の地と言うか渡来の地と言うか?

そこでひとつ提案なんだけれども、この難解な宇佐神宮をもっと理解して貰う為にも、敷地内で「わかりやすい秘密の説明」があると、もっと一般的には宇佐神宮を楽しめると俺は思うんだけどねえ。
今の時点では、隠してあるから秘密なんだけども、その秘密具合や「神秘」の部分が何なのかをクローズアップ、またはブラッシュアップして、何が秘密なのかをオープンにし「秘密を楽しんじゃえ!」っつー発想。

隠し過ぎもよくない。
せっかく魅力あるんだったらチラッとくらいは見せたほうが良くないですか。

なんだか、アジアや世界の社会平和情勢も雲行きが怪しい昨今。
何百年も前から同じ仏教や神道がこれだけ浸透している国どうし、なんでいがみ合わないといけんのやろか。

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