2、3号機の再稼動の問題の陰で・・・・・

ついに「白紙」の言葉も目にするようになりました。
が、しかし、2、3号機の再稼動の問題の陰で・・・・・

実はさらにヤバそうなのが、今動いてる1号機。

脆性遷移温度」と言う圧力容器の劣化を示す数値が、全国の原発で玄海原発1号機が一番高いと言うデータを示す学者も居る。

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「日本で一番危険な原子炉は、九州電力玄海原発1号機(佐賀県玄海町)です」。こう断言するのは、井野博満・東大名誉教授(73)=金属材料学=だ。

東京新聞「こちら特報部(7/2)」:
◆ガラスのコップが壊れるイメージ

井野氏が例えるのは、ガラスのコップだ。熱いコップに冷たい水を急に入れると、内側と外側の急激な温度変化に耐えられずバリンと割れてしまうことがある。同じような現象が圧力容器にも起こり得るという。

圧力容器の内壁は、核分裂で発生する中性子線にさらされている。鋼は中性子線を浴びるほどもろくなっていく。柔軟性を損ない、人の血管が動脈硬化で破れやすくなってしまうのと同じことが起きる。

玄海1号機のような加圧水型軽水炉では、圧力容器内を150気圧、300度以上の高温高圧で運転している。容器に亀裂が入れば、爆発的な破壊に発展し、大量の放射性物質を放出することになる。想像を絶する惨事が引き起こされる。

井野氏はあらためて警告する。「全国の老朽化した原発を早急に総点検し、予測以上の脆化を示した原子炉はすぐに廃炉にすべきだ」


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どうせ元々の「寿命」が近いのね1号機。
それを補修してあと20年使う?とか言ってるみたいだが。

たとえば、今現在、原発の問題に関係する大臣が「辞め得」な様に。
電力会社も原子力「辞めた方が得」なのでは?

経済界やら、電気止まった後のルールやら未知の世界やろうけど、
世論のせいにして止めてしまえ。

だってもうこうなった今、推進した所で、この先、九電にも自信ないやろ。

地震が起きない自信も、事故出さない自信も、ボロを出さない自信も、
元々の設計で「寿命」が来る原子炉を使い続ける自信も、今から東電が支払う負うであろう、あの責任を取る自信も。

今までありがとう。

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